Ha邸かっこよく


駐車場からアプローチ、庭内の植栽までをトータルに工事をさせて頂きました。
「建物に調和すること=かっこよく」をテーマに。



建物の外観は、白とグレー、ポイントに茶色というモダンな印象ですので外構も同色にまとめました。ただ全く同じでは単調になってしまうので形や質感が連想されるような遊びのあるデザインを考えました。

またカーポートも縦2連棟と存在感が大きいので、圧迫感のないように工夫しています。予備も含めて計3台の駐車が可能です。


ポイントはやはり、門柱。

塗り仕上げとレンガブロックを組み合わせて二色で仕上げました。
レンガブロックの目地は白でメリハリをつけています。
(建物ドアのガラス窓の四角と結びつけるように・・・)

また笠木は、アルミ製のこげ茶色を用いています。
これはサブ門柱にもまたサブ門柱の横に同素材の角柱を
アクセントとして設置しています。
歩きにくさを感じないように歩くそばには圧迫感のないものを。
玄関から駐車場横、そして勝手口を結ぶサービスヤード。
防草シートと砂利を敷き詰め雑草対策に。レンガはパターン貼りして楽しい雰囲気を。
玄関前の様子:アプローチとサービスヤードの交差する部分。
生活の形態からポストは前入れ後出しを。車を降りて玄関までの導線上に取り出し口があると便利。
アプローチの様子
コンクリート舗装材を色違いで大きさを変えながら誘導。道路に面する部分には、石畳を思わせる質感がおもしろいですが、これもコンクリート舗装材。

庭の中へ

トータルでお仕事をさせて頂けると、いろいろな角度からの見え方を考えながらデザイン出来るので
まとまりがとてもよくなります。
また植栽によって外構の雰囲気はとても変わります。
見た目・雰囲気で樹木を選ぶこともおすすめではありますが、どこにどのような目的で植えるかもポイントです。
環境により育つ植物も違いますし、目隠しをしたいのか陽射しをさえぎりたいのか
その用途によっても適す適さないがあるのです。


シンボルとして植えた、株立ちのヤマボウシ。床には自然石のサークルを。
夏には柔らかな陰をもたらし、冬季には暖かな太陽の光を室内に届けます。
花壇としての境をつくらず、植物の成長にゆだねて。
境をつくらないことと、植物をまっすぐではなくカーブを描いて植えることで、奥行きをつけ広く見せることが出来ます。
玄関までのアプローチ横にも植栽を。コンクリート製品のみでは硬く無機質な印象になりがちですが緑があると豊かな空間に。玄関までの視覚的誘導も含めて。




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≪弟2期工事 タイルテラス≫

リビング前に広がるタイルテラス。
タイル色は単色の「黒」ではなく天然石風なネロブラック色。
上質な質感からかこっよさを。
タイルのサイズは150角を選択。
小さめのサイズは少し柔らかさを出し
お庭の雰囲気との調和を計りました。


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