5月の庭のお手入れ

マツのみどり摘み
今月は松のみどり(新芽)を摘みましょう。理想的な庭松をつくるには、「春のみどり摘み」、「秋の古葉取り」と年に二回の手入れが必要となります。
(9月から11月に行う、年に1回の剪定法もあります。)
みどり摘みには、「芽かぎ」と「芽摘み」の2種類の方法があります。
「芽摘み」は6月に紹介します。
*芽かぎ(あまり枝を伸ばさない剪定法)
新芽は1箇所から大体3本位出ます。真ん中の芽は根元からかぎ取り、両脇の芽は3分の1の長さを残してかぎ取ります。
時期は5月初旬から中旬までに行います。この時期までは、新芽を指で摘み取る事が出来ます。
* 芽摘み(松の葉を短くする剪定法)
6月のページを参照下さい。

害虫駆除
新緑が美しいこの時期、大切な庭木の新芽を食べる毛虫が多く発生する時期でもあります。前年に発生していも必ず発生すると思ってください。
早期に、こまめに薬剤を散布する事で害虫を駆除できます。
使用する薬剤は、市販の代表的なものでは、スミチオン、オルトラン等ありますが、何れも希釈倍率をきちんと守ってください。薬剤散布の鉄則は、「薄目を何度も」です。濃い液をかけると害虫の耐性を強めてしまい、薬が効かなくなります。
また、同じ薬剤を使用し続けるのも同じことです。定期的に薬剤の種類を変えましょう。


1月  2月 3月 4月    6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月


« 庭の手入れ
«トップページに戻る